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【遮熱塗装のプロが解説】屋根の遮熱塗装の効果をお教えします

公開日 2022年4月1日 最終編集日 2022年4月1日
【遮熱塗装のプロが解説】屋根の遮熱塗装の効果をお教えします

「屋根に遮熱塗装をしたいが、どうすれば良いか分からない」 「屋根に施工できる遮熱塗装は何がおすすめ?」

この記事に訪れたあなたはこのようなことを考えていませんか?

私たちIESはこれまでに25件以上に及ぶ工場や倉庫などの屋根の遮熱塗装工事をしてまいりました。

屋根の遮熱塗装を施すだけでも、これまで長い間苦しんできた室内温度のつらさから解放されたというお客様の声を頂戴しています。

実際、IESが取り扱う「エシカルプロクールSi」という遮熱塗料を使用した場合、遮熱塗装を施すことによって以下のような結果が得られました。

  • 屋根の表面温度が20度~25度抑制された
  • 室内温度2度~7度抑制された

上記を見て頂きますと、屋根の遮熱塗装は室内温度を下げる効果があることがわかるのではないでしょうか。

しかし、屋根に遮熱塗装をする際は遮熱塗料のブランドの特徴や効果をしっかり把握しないと、費用だけがかかり遮熱効果がきちんと発揮されないことがあります。

そこで今回は、屋根に施す遮熱塗装について以下の内容をご紹介します。

  • 遮熱塗装の基礎知識
  • 遮熱塗装のメリット、デメリット
  • 遮熱塗装のブランドの紹介
  • 遮熱塗装をするにあたって前もって知っておくべきこと

この記事を読んで、自社の屋根に行うべき遮熱塗装を明確にして、室内温度に対しての悩みを解消しましょう。

遮熱塗装とは?

上塗り②.jpg

遮熱塗装とは、遮熱塗装は塗料の本来の役目である「見た目の美しさ」と「屋根本体の保護」に加え、太陽光を反射するための特殊な樹脂などを配合した特殊塗料で施工する塗装工事のことです。

この項目では、遮熱塗装の基礎知識として、以下の内容をご紹介します。

  1. 遮熱塗装の定義
  2. 費用感
  3. 断熱塗料との違い

遮熱塗装の定義

遮熱塗装とは塗装面を透過する熱を太陽光の赤外線などを反射することで低減し、室内の温度の上昇を抑制する効果が期待できる「高反射率塗料」とも呼ばれている塗料の事です。

工場や倉庫などは密閉性が高い建物であることが多いため、従業員の労働環境向上や天井内結露の抑制などを目的として使用されることが多くあります。

遮熱塗装の費用感

遮熱塗装の費用感は塗料の品質により異なり、1平方メートルあたり3,500円~4,100円前後と幅広く設定されています。

さらに、屋根は建物が住宅なのか倉庫や工場といった事業所かによって面積だけでなく屋根の状態も異なるため、全てがオーダーメイドで発注することが一般的です。

屋根の面積を計測したり、屋根の状態を考慮しながら1件1件、見積を出すことで目安が分かると言っても良いでしょう。

弊社株式会社IESでは、お客様の状況を無料でヒアリングさせて頂き見積もりをお出ししています。 メーカーとの繋がりがある工務店や施工店などとは違い、本当に価値を発揮する塗料をお客様に合わせて施工することができます。 ぜひ一度お問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

断熱塗料との違い

遮熱塗装について調べていると似た製品として「断熱塗装」という言葉を見かけるのではないでしょうか?

似ている両者ですが、その機能に違いがあります。

遮熱塗装 断熱塗装
保温効果 ✖️
太陽光の反射 ✖️
季節による温度(夏) 外気温より涼しい 外気温よりは多少涼しい
季節による温度(冬) 涼しい 少し暖かい
使用が向いているエリア 夏が長い場所
日差しが強い場所
夏が短い場所
冬が長い場所
降雪地帯

断熱塗料との主な違いは、保温効果があるかどうかです。

遮熱塗料の場合、夏場にたまった熱を特殊セラミックなどが放出したり、反射したりする仕組みがあります。

一方の断熱塗料の場合、太陽光を反射する効果はありませんが、屋根を通して室内に入ってくる外の熱や冷気が入ってくることを防止できます。

そのため、夏は涼しく冬は暖かい室内環境が実現可能です。

ただし、「断熱塗装」の断熱効果を過信しすぎるのはおすすめしません。 なぜなら、塗膜はせいぜい2mmほどで断熱するには十分とは言えないためです。

「あくまで通常の塗装と比較すると若干断熱効果がある程度と捉えていた方が良い」とされることが多いでしょう。

屋根へ施せる遮熱塗料の種類

屋根へ施せる遮熱塗料を以下にまとめていますので、参考にしてみてください。

遮熱塗料名 メーカー 耐用年数 期待できる効果 塗料の種類 JIS認証
アレスクール2液F 関西ペイント 15~20年 ・屋根用遮熱塗料
・高反射による遮熱
溶剤系
サーモアイ4F 日本ペイント 12〜15年 ・屋根用遮熱塗料
・高反射による遮熱
・耐候
・美観(光沢保持)
溶剤系
ガイナ 日進産業 15〜20年 ・防カビ
・高反射
・熱放射
・抗菌
・断熱
・結露防止
・防音
水溶系 ✖️
スーパーシャネツサーモF アステックペイント 15〜20年 ・高反射
・熱放射
・耐侯
・低汚染
溶剤系 ✖️
クールタイト エスケー化研 5~10年 ・高反射性
・低汚染
・耐久
溶剤系
アドグリーンコート 日本中央研究所 10~15年 ・遮熱性
・高反射
・耐久
・耐候性
・防汚
水溶系
エシカルプロクール 日本中央研究所 8〜20年 ・遮熱性
・高反射
・耐久
・耐候性
・防汚
水溶系

以下の項目では、それぞれの塗料について詳しく説明します。

関西ペイント「アレスクール2液F」

アレスクール2液Fの画像
引用元:https://www.kansai.co.jp

関西ペイントから発売されている「アレスクール2液F」は、建材が野外での天候の変化に耐えられる「対候性」に優れた高反射性遮熱塗料です。

遮熱塗料名 メーカー 耐用年数 期待できる効果 塗料の種類 JIS認証
アレスクール2液F 関西ペイント 15~20年 ・屋根用遮熱塗料
・高反射による遮熱
溶剤系

耐用年数も15〜20年と遮熱塗料の中では長期に渡る部類です。

屋根塗装において下地と中塗り・上塗りの計3回施すことが一般的ですが「アレスクール2液F」の場合、下地にも高反射に優れた成分を保持しているため正しく施工することで効果的な熱反射が期待できるでしょう。

ただし、環境に優しい「水溶系」ではない点で懸念される可能性はあります。

日本ペイント「サーモアイ4F」

サーモアイ4F
引用元:https://www.nipponpaint.co.jp

日本ペイントから発売されている「サーモアイ4F」耐候性だけでなく、美観にすぐれた光沢保持性をもつ高反射性塗料です。

遮熱塗料名 メーカー 耐用年数 期待できる効果 塗料の種類 JIS認証
サーモアイ4F 日本ペイント 12〜15年 ・屋根用遮熱塗料
・高反射による遮熱
・耐候
・美観(光沢保持)
溶剤系

カラーバリエーションも豊富であるため、美観性を保ちながらも遮熱効果を得たいという場合におすすめします。

耐用年数も12〜15年と遮熱塗料の中でも群を抜きます。

ただし、こちらも「溶剤系」であるため環境に優しい水溶性でない点において懸念が残ります。

日進産業「ガイナ」

ガイナ画像
引用元:https://www.gaina.co.jp

日進産業の「ガイナ」は高反射性の遮熱塗料というだけでなく、断熱性や耐久性にも優れた塗料です。

遮熱塗料名 メーカー 耐用年数 期待できる効果 塗料の種類 JIS認証
ガイナ 日進産業 15〜20年 ・防カビ
・高反射
・熱放射
・抗菌
・断熱
・結露防止
・防音
水溶系 ✖️

室内にも塗れることや結露防止や防音・防汚などの機能がある多機能性塗料でもあるため、遮熱以外の複数の問題を解決したい方にオススメです。

耐用年数は15〜20年ほどなので、メンテナンスも少なく済むでしょう。

アステックペイント「スーパーシャネツサーモF」

アステックペイント「スーパーシャネツサーモF」画像
引用元:https://astecpaints.jp

アステックペイントから発売されている「スーパーシャネツサーモF」は、15〜20年という遮熱塗料の中でも最高ランクの対候性を誇ります。

遮熱塗料名 メーカー 耐用年数 期待できる効果 塗料の種類 JIS認証
スーパーシャネツサーモF アステックペイント 15〜20年 ・高反射
・熱放射
・耐侯
・低汚染
溶剤系 ✖️

長期的な耐用年数にもかかわらず、塗料の色落ちも目立ちにくいところも魅力のひとつです。

屋根の劣化状況を改善したいという場合や、メンテナンスを少なく済ませたい場合に向いているのではないでしょうか。

**一方、溶剤系であるため環境指標がある工場や倉庫には向かないかもしれません。 **

エスケー化研「クールタイト」

クールタイト画像
引用元:https://astecpaints.jp
(引用:エスケー化研公式サイト) エスケー化研からは赤外線反射率70%を誇る高反射性の「クールタイト」のご紹介です。
遮熱塗料名 メーカー 耐用年数 期待できる効果 塗料の種類 JIS認証
クールタイト エスケー化研 5~10年 ・高反射性
・低汚染
・耐久
溶剤系

耐用年数は6〜10年と他の製品に比べると短めではあるものの防カビ・防藻機能があるため、屋根の塗膜の劣化防止につながるだけでなく、屋根の清掃にも困らないと言えます。

また、遮熱塗料の中でもカラーバリエーションが豊富です。

日本中央研究所「アドグリーンコート」

アドグリーンコート画像
引用元:https://www.nck-sales.co.jp/product/ex/

水系の遮熱塗料として環境に配慮したつくりであることから、エコマークなど国際特許を取得しているのが「アドグリーンコート」です。

遮熱塗料名 メーカー 耐用年数 期待できる効果 塗料の種類 JIS認証
アドグリーンコート 日本中央研究所 10~15年 ・遮熱性
・高反射
・耐久
・耐候性
・防汚
水溶系

「アドグリーンコート」には従来製品の10〜100倍と言われる極小の「超微粒子ファインセラミックス」という熱に耐える特殊セラミックが配合されています。

基本的に一般的な遮熱塗装は太陽光の近赤外線を白い塗料で反射させることで、屋根にたまる熱を軽減させる効果があります。

「アドグリーンコート」の場合は反射できなかった太陽光の熱を放熱することで遮熱塗装2年目以降も屋根の熱を放熱する効果の維持が可能です。

また、水性塗料であることから環境にやさしいだけでなく、動物がいる環境でも屋根や外壁塗装でき、場所を選びません。

当社IESは「アドグリーンコート」の認定施工店として、これまで20件以上に及ぶ施工実績がありますので、更に詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

日本中央研究所「エシカルプロクールSi」

エシカルプロクールSi画像
引用元:https://www.nck-sales.co.jp/product/ex/

エシカルプロクールは、「アドグリーンコート」の上位版で、アドグリーンコートの遮熱性を保持しながら耐久性が高い製品へと進化しています。

遮熱塗料名 メーカー 耐用年数 期待できる効果 塗料の種類 JIS認証
エシカルプロクール 日本中央研究所 8〜20年 ・遮熱性
・高反射
・耐久
・耐候性
・防汚
水溶系

「アドグリーンコート」の上位版塗料であるため、「アドグリーンコート」と同様に環境を選ばないという点が魅力です。

カラーバリエーションは22種類でかつパステルカラーに似た優しい色合いであるため、シンプルな施工を求める方にオススメだと言えます。

「エシカルプロクール」は「アドグリーンコート」と異なり、認定登録工務店は10〜20件ほどとごく限られており、当社IESも認定工務店の1社です。

効果が期待でき、かつ環境にも優しい水性塗料の中では、このeしかるプロクールSiが現状の遮熱塗料の中では最高級でしょう。

エシカルプロクールSiについ認定工務店で施工実績豊富な弊社にこちらからぜひお問い合わせください。

屋根に遮熱塗装をするメリット

ここまでで遮熱塗装をすることによる効果を解説してきました。

では、そのような遮熱効果があなたにどのようなメリットをもたらすのでしょうか? 具体的に弊社がこれまで遮熱塗装を施してきた工場や倉庫では以下のような声が聞かれました。

  • 暑さ対策
  • 電気代の削減
  • 屋根の耐用年数が上がる
  • 動物がいる環境下でも使用できる

詳しく見てみましょう。

屋根の遮熱塗装によるメリット①暑さ対策

屋根への遮熱塗装を施すことで、夏場の根本的な暑さ対策に繋がります。

特に、取り扱い製品の関係で空調システムを導入できない倉庫や工場といった事業所でも簡単に暑さ対策が可能です。

当社IESでは、遮熱塗装を屋根に施した後にサーモグラフィカメラで見てもらうことで、温度のひらきをお客様に目で見て実感いただいております。

以下の画像は、実際にIESが工場の屋根を遮熱塗装工事した場所とそうでない場所の温度差を比較したサーモグラフィー画像です。

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遮熱塗装をしていない場所の温度が54.2度であるのに対し、遮熱塗装した箇所は33.7度に下がっています。

紫色が低い温度帯を示していることからも、温度が下がっていることが明確であることが分かるのではないでしょうか。

屋根の遮熱塗装によるメリット②電気代削減

太陽光が直接当たりやすい屋根に遮熱塗装をすることで、継続的に室内温度が下がり、電気代節約に繋がります。

室内温度が1度下がると、約10%の電気代の節約ができることをご存じでしょうか?

「アドグリーンコート」を販売するNCK株式会社によれば、屋根や建材に熱を溜めないことから、電気代がおよそ20%削減したという結果も出ています。

遮熱塗装費用は通常の塗装よりも高額になりがちではありますが、耐用年数も8〜20年ほどの遮熱塗料も多いことから、長い目で見ても費用対効果が得られると言えます。

屋根の遮熱塗装によるメリット③屋根の耐用年数が上がる

前述でも触れた通り、適切なフローで施された遮熱塗料の寿命は一般的に8〜20年ほどです。

遮熱塗装の耐久年数は塗料に含まれる樹脂の成分で異なります。

以下はIESが扱う遮熱塗料「エシカルプロクール」の耐久年数です。

樹脂 メーカーが定める耐久年数 おすすめ施工箇所
アクリル 8年 海外での施工
アクリルシリコン 15年 工場・倉庫など大きな建物
フッ素 22年 一般住宅

中に入っている樹脂によって、耐久性も変化することがわかるのではないでしょうか。

遮熱塗料には、一般塗料に含まれることのないセラミック粒子などの特殊素材が含まれている製品が多いことから、毎日天候の影響を受ける屋根にも塗装ができる耐久性が備わっています。

一般的な遮熱塗料の場合、中に含まれたセラミックに太陽光の熱を溜め、セラミックが膨張・収縮することにより断熱効果が発揮されています。

屋根の遮熱塗装によるメリット④動物がいる場所でも使用できる

水性の遮熱塗料は環境に優しいだけでなく、畜産・動物園など動物がいる環境下でも使用可能です。

具体的には遮熱塗料の中でも以下の3つは水溶性であるため安心して施工することが可能でしょう。

遮熱塗料名 塗料の種類
アレスクール2液F 溶剤系
サーモアイ4F 溶剤系
ガイナ 水溶系
スーパーシャネツサーモF 溶剤系
クールタイト 溶剤系
アドグリーンコート 水溶系
エシカルプロクール 水溶系

環境に優しい遮熱塗料を探している、動物などに影響がない遮熱塗装を探している方にとっては、水溶性の遮熱塗料がおすすめできるでしょう。

屋根に遮熱塗装をするデメリット

遮熱塗装を施す際には、デメリットもあります。

  • 費用が高い
  • 効果を感じるのは夏場のみの可能性
  • 塗装実績がないと遮熱塗料の効果が発揮されない場合がある

詳しく見てみましょう。

屋根の遮熱塗装をするデメリット①費用が高い

遮熱塗装を検討する場合、塗料代金だけでも価格が倍以上になる可能性を考慮しなければなりません。

遮熱塗料の費用感と一般的なシリコン塗料を1平方メートルあたり比較すると以下の通りです。

遮熱塗料 一般的なシリコン塗料
3,500円~4,100円前後/1平方メートル 2,000円前後/1平方メートル

一般的な屋根塗装工事と比較しても、屋根に施す遮熱塗装は特殊な素材を配合しているため、費用が高額になる傾向にあります。

また、遮熱塗料は特許製品である場合があること、取り扱い店舗が限定されていることも、費用の高さと関係があると言えるでしょう。

しかし、一般的な塗料と遮熱塗料では遮熱塗装したほうが性能と耐久性に優れ、メンテナンス回数を減らす効果が期待できます。

つまり、以下のようなメリットを考慮すると、初期コストが高額でもすぐに回収できるでしょう。

  • 電気代の削減
  • 屋根の耐用年数が上がる
  • 従業員満足度の上昇

屋根の遮熱塗装をするデメリット②効果は夏場のみが一般的

遮熱塗装の効果は外の暑い時期にこそ発揮されるため、冬場の効果はあまりないこともデメリットと言えるかもしれません。

「冬場は寒いので熱を逃がしたくない」「工場や倉庫の中が暑い」という場合は、遮熱塗装では効果が感じられにくいでしょう。

ただし、このことから「断熱塗装の方が遮熱塗装よりも優れている」と判断するのは危険です。 なぜなら、「断熱塗装」も冬場の断熱効果はそこまで高くないためです。

そもそも建物の暖かさは、「熱抵抗値」という値をもとに換算されます。 熱抵抗値とは、『素材の厚さ』/『素材の熱伝導率』で導き出される値です。

塗料の厚みはせいぜい2mm程度で、住宅などに使われる断熱材は90~100mmほどもあります。

つまり、塗料の厚み程度で断熱効果を産むのはそもそも難しいということです。

であれば、断熱塗装よりも遮熱塗装を選択し、そもそもの建物の素材を変えるなどした方が四季に対応した快適な環境構築につながるのです。

屋根の遮熱塗装をするデメリット③遮熱塗装経験のない業者の場合効果が発揮されない場合もある

残念ながら、遮熱塗装を適切に塗れない業者も一定数存在します。

遮熱塗装にたけた業者でない場合、遮熱塗装の効果を存分に発揮できる塗装ができず、遮熱塗料本来の効果が発揮しづらいのです。

✓施工業者の遮熱塗装経験有無を見分ける主なポイント

  • 古い塗装を清掃するケレン作業を適切に行っている
  • 遮熱塗料の試し塗りができる
  • 遮熱塗装の実績を公表しているかどうか
  • メーカーが定める塗装回数を守っているか(基本的には3回)

屋根の遮熱塗装を依頼する際は、遮熱塗装の実績を持っている業者かどうかだけでなく、塗料を規定回数きちんと施工してくれるかどうかも見極めるべきでしょう。

工場・倉庫・厩舎など事業用の遮熱塗装なら、IESにお任せ

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IESでは、環境に配慮した水系遮熱塗料「エシカルプロクール」を扱える数少ない関西地区の認定登録の1社です。

これまで数多くの遮熱塗装工事を手掛けてきた豊富な経験と遮熱塗装での知識から、屋根の温度低下をサーモグラフィカメラで可視化させることでお客様にわかりやすく効果を実感いただいております。 unnamed (3).png

水系ながらも抜群の遮熱性を発揮していることから、厩舎などの動物がいる環境においても屋根への遮熱塗装が可能です。

お問い合わせはこちらから承っております。 貴社の状況を丁寧にお伺いしながら、着実に効果を発揮する施工を行わせて頂きます。

まとめ

遮熱塗装は、専用の塗料を塗ることで太陽光を効果的に反射したり、外気温を下げて輻射熱を効率よく排出する仕組みを持つ塗料です。

遮熱塗装を屋根に行う場合、塗料の価格だけでなく屋根の面積によって費用は幅広くなります。

夏場の室内温度に困っている場合や打ち水など従来の方法では解決策に至らないという場合は、一般的な塗料で屋根塗装するよりも、遮熱塗装工事に切り替えたほうが効果的です。

事業所の周囲の環境や状況だけでなく、天候や解決したい問題が他にあるかどうかなどで、必要な屋根塗料の選択や塗装工事を見繕うことをおすすめします。

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